一番長い学期、2学期の成果を占うのは、課題テスト! 
ガッカリな結果だった人も、今の対処によって、プラスに変えていけます。

神戸市内に限らず、兵庫県の公立高校受験は、内申書(つまり平常の成績)の占める割合が大きいので、受験生にとっては、大切なテストだったはず。
また、受験生に限らず、小・中・高、また公立・私立いずれの生徒にとっても、夏休みの成果と二学期の先行きを占う、気掛かりなポイントですね。

ガッカリ

そこで絶対に必要なのが「テスト直し」です。
間違えていたところの答え合わせだけでは、正しいテスト直しとは言えません
もう一度復習するように、自分のテストの回答と模範解答を突き合わせることは、もちろん最初の一歩です。最近はタブレットに情報が送信されるだけの学校も出てきていますが、必ずプリンターで印刷して、紙の状態で確認することを強くお勧めします!!

*理由については、このHPのブログ「自習名人になる」シリーズでも再三書いていますが、リコーのHPのデジタルマーケティングトレンド第21回に脳科学の論文などを引いて、なぜ「画面」ではなく「紙」なのか詳しく書かれています。

正解と突き合わせながらすべきことは…

☆知識問題については:

教科書・参考書のどこにそれが書かれているのか、必ず探して確認すること。自分が、教科書・参考書のどこを見ていなかったか…
これからはテキストのどこを見て勉強するべきなのか、それを把握すること。

☆読解・思考問題については:

問題文や設問文のどこに正解・ヒントがあったのか、必ず探し出してチェック!(英語の文法問題についても同様)
今後のテスト問題への取り組み方が分かるのでは?

☆数学・理科の計算問題については:

計算ミスなのか、数値の入力ミスなのか、公式ミスなのか、問題文の読み取りができなかったのか…原因の種類を突き止めることが必須!
それによって、今後何を補強すべきか分かるはず。

☆記述問題に関しては:

知識不足、設問のポイントを外している、解答の書き方が間違っている、日本語の記述力不足…など失点の原因は多岐にわたる上に、部分点がどの程度取れているかも様々…(正直、生徒1人では見直し無理かも)
少なくとも、模範解答を書き写してみるべき。「学ぶは真似ぶ」と言われています。

ガッカリな答案には、これからのあなたの「大丈夫!」への飛躍のタネがたくさん隠されているのです。メゲないで、元気だしてね!!





神戸市灘区(六甲と六甲道の間)で、小学4年~高校3年の女子対象に個別指導を40年続けている
ATHENE(アテネ)の塾長 櫻井久仁子