コロナで3年開催できなかった、神戸新聞カルチャー(KCC)での読書感想文教室、今年はようやく開催できました。

低学年クラス

こちらは、必ず保護者様1名とペアで受講していただくクラスです。
保護者様に上手にご協力いただけて「初めて原稿用紙に書きます…」という方々も、しっかりと原稿用紙2枚の文章を仕上げられました。
選んだ課題図書「よるのあいだに…」が絵本だったので、文章を読むだけではなく、絵もしっかり見てくれて、なかなか鋭い発見をして感想文に書けたケースが印象的でした。
その最初のコメントだけだと「えっ?」という感じだったのですが「どうしてそう思ったの?説明してくれる?」とたずねたら、実にしっかり論理的に説明してくれたので「それを全部書いてみて!きっと、みんなも『なるほど!』って思うよ!」と言ったら、お母様も「私も最初は分からなくて、聞いたんですよ。」と仰っていて、良い感じでコミュニケーション能力が育まれていくな…と思いました。

中学年クラス

実は、このクラスが一番、生徒たちにはハードなのです。このクラスから、原稿用紙3枚…になるので、特に3年生にとっては、まだ少し大変そうでした。
給食室のいちにち」を選んだので、こちらも絵本なのですが、かなり詳細なイラストマップなどもあって、リアルな感じ、身近な感じだったようです。
けれども、それだけに、本の内容の紹介にならないで、自分と結びつけた感想文を書くことが、却って難しいかな?と思い、ヒントになるようにワークシートを作りました。

高学年クラス

このクラスは、ノンフィクションの「中村哲物語」を選んだので、なかなか手強かったようでした。(けれども、私としてはこれ一択でした。)良く説明されている文章でしたが、深い言葉がたくさん出てきて、ワークシートを仕上げるのも、ちょっと大変だったらしいです。 けれども、さすがは果敢に志願してくれた生徒たち、一生懸命取り組んでくれて、いずれも力作が仕上がって、充実感が一杯でした。


読書感想文教室 2023

授業サポートに同行してくれて、いろいろな点に気働きしてくれたアテネの講師の先生たちも「とても大変だったけど、楽しかったし、良い勉強にもなりました!」とのことでした。
(ちなみに添付画像は、講師の先生が作ってくれた説明書きの一部です。「写真に撮っても良いですか?」と仰ったり、メモを取って帰られた保護者様も多数でした。)



神戸市灘区(六甲と六甲道の間)で、小学4年~高校3年の女子対象に個別指導を40年続けている
ATHENE(アテネ)の塾長 櫻井久仁子