コロナで2年抜けましたが、10年以上続く恒例行事になってきました。課題図書から選んだ一冊の読書感想文の下書き完成までをサポートします。 出来るだけたくさんの人が関心を持てそうな内容、いろいろな考え方、感じ方ができそうな作品を…と思って選びました。

各クラスの課題図書は・・・
1・2年生:「ぼくのねこ ポー」 岩瀬成子 PHP研究所
今回翻訳モノではないのは、この本だけになりました。
1・2年生には、少し字が多いかな?猫が好きじゃない人は困る?…と思ったりもしたのですが、動物を大切に思う気持ちや友達を思う気持ちは、想像しやすいかしらと思って、選びました。
3・4年生:「ねえねえ、なに見てる?」 ビクター・ベルモント 河出書房新社
原書は、初のスペインでの出版の絵本。主人公トーマスは、色覚異常で、色の見え方が人と違う…でも、深刻にはならず、妙に理想論になるのでもなく、詩のように書かれた言葉と,面白く楽しい絵でページが進みます。スペインの歴史ある児童文学賞の受賞作!
5・6年生:「森に帰らなかったカラス」 ジーン・ウィリス 徳間書店
こちらの原書はイギリスでの出版。自然保護や動物保護に関心の高いお国柄…でも、お話しの舞台が少し古い時代(第二次世界大戦が終わって10数年)なので、今の感覚では驚くような内容もアリ…でも、時代を超えてジャックというカラスの生き方を想える作品です。
最近ますます、読書感想文を夏休みの必修課題にしなくなった学校が増えて、
読書も読書感想文も、取り組まない人が増えているのは残念です。
進学塾の目線からは、読解力・記述力の貧弱な人は、まず上位大学への進学は
望めないと言っても過言ではありません。
直接すぐに役立つわけではありませんが、本を読んで、文章を書き上げた経験は、
自分の中で確かな自信のタネになってくれます。
「上の子どもが『読書感想文を書いてから、記述が得意だと思えるようになった』と言って、学校でも良くできているので、下の子どもも受講させたくて…」と、わざわざエピソードを伝えてくださった保護者の方もいらっしゃいます。

お問合せ・受講申込は神戸新聞カルチャーにお願いします→078-854-6839
神戸市灘区(六甲と六甲道の間)で、小学4年~高校3年の女子対象に個別指導を41年続けている
ATHENE(アテネ)の塾長 櫻井久仁子
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