今年の私立大学の競争激化はすでに週刊誌などでもセンセーショナルに取り上げられています。理系志向と言われていたところが、最近は文高理低となって、首都圏と関西の難関私立大学は軒並み難化しています。
 一般入試の結果を見ると、低い学部でも3倍、高い学部は軽く10倍を超えています。それよりも、注目すべきことは合格最低点です。70%の得点では全くと言って良いほど、どこも通りません。少なくとも75%、厳しい所では80%程度の得点が必要なのです。
 この厳しい状況の中で、アテネのある生徒(公立高校生)は難関大学ばかり、3大学5学部、受けたところはすべて合格という、快挙を成し遂げました。中高一貫の私立よりも、受験に関して不利な公立高校生、周囲は全滅の話が飛び交っていたとか…。
 この彼女、国公立大学志向の公立校の中で、最初から私立大学志望だったので、かなり心配や苦労を重ねていたのですが、本当によく頑張りました。入試直前に英語・国語の記述を見ていた時、毎回何かをつかんで、力を伸ばしているのが感じられました。
成績開示が大学によって様々なのですが「○×の記号問題だけでは、合格できていませんでした。(←自己採点で得点があらかじめ把握できているので…)記述問題の所で、かなり高得点できたおかげです。」と自己分析していました。お母様からも「アテネにご縁が無かったら、どこも合格できなかったかも知れません。・・・」とご丁寧な喜びのお手紙を頂いて、大感激!講師一同万歳!でした。
記述力(アウトプットの力)を最後にグッと伸ばせるのは、決して偶然などではなく、それまでに自分の中に正しい知識や読解力をしっかり蓄えて(インプットして)いたからこそ…なのです。
次の受験生たちは、もう始動しています。来年も嬉しいご報告ができますように!!

神戸市灘区(六甲と六甲道の間)で、小学4年~高校3年の女子対象に個別指導を33年続けている
ATHENE(アテネ)の塾長 櫻井久仁子