明石市立文化博物館(JR明石駅から北に徒歩5分)で開催中(5月19日まで)の、「エルマーのぼうけん展」は、「エルマーのぼうけん」「エルマーとりゅう」「エルマーと16ぴきのりゅう」という、児童文学の超ロングセラー3部作の原画展です。
原作はアメリカで1948年~1951年に出版されて、世界中で長く読み継がれ、愛されています。作者はルース・スタイルス・ガネットという女性で、挿絵はルース・クリスマン・ガネットという女性で、2人は義理の親子という間柄です。
日本語版は、1963年~1965年に福音館書店から出版されました。私は、多分小学校低学年で母に買ってもらって、夢中で読んだことを覚えているので、翻訳出版後、結構早くに買ってもらったのだな…と思います。お話しの楽しさもさることながら、挿絵の色鮮やかで可愛いりゅうの姿や模様(青と黄の縞柄)がとても好きで、何度も絵本を眺めていました。
私は、この度あらためて分かったことや、思い出したことも沢山ありました。けれども、物語の筋を忘れていても、原画の展示に沿っていけば、お話しのあらすじも分かるようになっています。さらに、ワニの背中に乗る場面のように、ワニの背中に乗る感じを味わえる展示室の床も楽しかったです。(不安定で何度も落ちかけましたが…)それに、いかにもアニメの日本らしい?という感じで、展示にはりゅうのボリス(エルマーと友達になる子)の大きなお人形もあって、子供だったらエルマーと同じくらいのバランスになるようになっていました。
ミュージアムショップのグッズも充実していて、なかなか危険です。東京で見た友人は縞々の靴下を買ったそうです。(青と黄…ボリス、赤と白…エルマー)私はそもそもあまり靴下をはかないので、これは大丈夫でした。でも、私の縞々好きの原点はここだったのか!と再認識…。りゅうのぬいぐるみも可愛くて、かなり悩みましたが、さすがに「どこに置くの?」と思い、断念…でも、りゅうの一家16匹の載っているクリアファイルは買いました。さらに「この図録、すごく印刷が良い!」と同行した友人に言われ、買わずにいられず…他にも…散財しました。
エルマーのぼうけん展と、常設展示も充実していて堪能させて頂きました。入場料も良心的(大人で¥1,000-)な上に、各種割引も提供されていて「子育てしやすい、住みたい町」と人気があるのも納得でした。
興味を持たれた方は、ぜひおすすめです!!
神戸市灘区(六甲と六甲道の間)で、小学4年~高校3年の女子対象に個別指導を40年続けている
ATHENE(アテネ)の塾長 櫻井久仁子
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