今年はなぜか、新学期に教科書は貰ったけど、ワークブックはまだ貰ってない…という声が多かったです。コロナのせい?経済活動の停滞?理由は分かりませんが…。
何だか出足の遅い感じではありましたが、もういい加減そろったところでしょうか?

いつまたリモートになるか分からない…という状態の続いたこの2年ほど、自宅で自習できる生徒と、それがイマイチな生徒の間で、かなり差が出来ています。 自学自習の出来る「武器」を自分のデスクに備えておくことは、とても大切!

1)辞書類
英語の辞書は、中学生なら、英和と和英がセットの1冊でも良いと思いますが、高校生は、必ず別で例文の豊富なものを備えて下さい。電子辞書だけ…は論外!! 国語辞典、漢和辞典、古語辞典も勿論必要です。

2)参考書類
理科や社会では、分からないことや、もっと知りたいことをいつでも調べられる環境が大切。
これも、ネットではダメです。記事によっては、内容にあまり信頼が出来ない場合もあり、その上、体系的に俯瞰できないバラバラの知識では、その場限りに…。 カラーで、学習内容のポイント提示があって、それから詳しい説明のあるものがベスト。中学生には学年別に、高校生にはジャンル別に、定評のある出版社のものが間違いないです。 また、数学に関しても「解き方の辞書」的な参考書は有難い存在です。それがあれば、問題集の取り組みで悩むケースが減るし、効率も上がる。 国語は意外に盲点だけれど、便覧はイメージをつかめるので、国語力の補強になります。特に、高校生は必須!また、文法を簡略にまとめたものがあると便利です。

3)教科の内容をまとめる記入式ワーク
自分でノートを取れない、また時間がかかり過ぎる人が増えています。さらには、授業内容にばらつきがあるケースも…なので、復習のできるお助けアイテムとして、おススメです。 それから、演習問題に当たると、無い場合よりも格段に進めやすいはず!

教科書とノートと問題集だけでは、十分ではなかったことが、きっと実感できるでしょう。
(アテネの生徒には、具体的な書名を伝えていますが、個人差もあり、ブログに明記するのは、差し障りもありそうなので、大きな書店で市販の実物を見比べて選んで下さい。



神戸市灘区(六甲と六甲道の間)で、小学4年~高校3年の女子対象に個別指導を40年続けている
ATHENE(アテネ)の塾長 櫻井久仁子