「週刊文春」12月7日号

「週刊文春」12月7日号

暑すぎて頭がボーっとする経験、今年の夏は誰もがあったかと思います。
では、昔から「頭寒足熱」と言われるように、頭は冷やせば良いのでしょうか? けれども私は、毎冬寒くなると「何となくやる気がなくなる気がする…」と思っていました。
それは気のせいではありませんでした!

先日発売の「週刊文春」12月7日号に紹介されていた「認知症対策」の記事によると、室温と脳年齢は関係があるという医学的な研究がいくつもあるそうです。
脳に最適な音頭の範囲が一般的に22℃~24℃であった。また、18℃以下だと、注意力など、脳の処理速度が落ちやすいことも分かった(オランダで発表)」とのこと。
また「25℃~31℃の室温で注意力や計算力などの認知機能に影響があったことが分かった(中国で発表の論文)」そうです。
そう、暑すぎても寒すぎても脳の働きには良くないってことです。

「認知症対策なんて、老人向けじゃん」と思いますか?それは甘いと私は思います。
若い人の方が、体温の調節機能は高いと思いますが、個人差もありますし、同じ人間なんですから、同じ傾向はあるはず。特に、寒さに関しては、冷え性や寒がりの女子は要注意ではないでしょうか?
大学入試も中学入試も、1月の寒い時期にあります。
毎年、共通テスト(旧センター試験)の日にはJR六甲道駅・阪急六甲駅のバス停にも、寒い寒い中、受験生の長蛇の列ができ、神大や松蔭女子大への特別バスも増便されますが、とても追いつかない状態です。 なので、アテネの生徒には「バスに乗ることを考えず、会場まで徒歩で行きなさい。」(保護者タクシー?もある様子)と必ずアドバイスしています。これは、遅れそうになって精神的コンディションが悪くなることを心配してでしたが、もう一つ効用があったということです。
ウォーキングすることで、酸素をたくさん取り込んで、体温も上がる…脳のために非常に良い方法だったと分かります。
本番には、是非、最良のコンディションで臨みたいですよね。
皆さん、ご参考までに!





神戸市灘区(六甲と六甲道の間)で、小学4年~高校3年の女子対象に個別指導を40年続けている
ATHENE(アテネ)の塾長 櫻井久仁子