②(スケジュール)と③(範囲)が把握できたら、次はノルマの算出です。
例えば、冬休みの宿題、各教科テキスト1冊…「え~っ、多い」と思うかも知れませんが、
1日にしなければならない量が分かれば、意外に実行できるものです。
また、必要な全教科のノルマをバランス良く進めることで、好きな教科だけが先にドンドン終わって、苦手な教科だけ最後に残って泣きを見る…という最悪な事態も、防げるのです。
この時、大切なコツは、1週間を5日と考えてわり算をすること!
「毎日頑張ろう!」と張り切っていても、友達や家族と遊びに行ったり、風邪をひいて体調が悪かったり…Accidents will happen!(=とかく予定は狂いがち…)
なので、ギリギリな予定の立て方はダメなのです。自分の立てたスケジュールを守れるようにするには、余裕を持たせておくことが大切。
そうすれば、3日坊主で放り出したり、挫折して自分が嫌いになったり…を避けられます。
「あ、冬休みを10日と考えて割れば、1日1単元したら良いじゃん!これならできる。」と云う感じになるのではないでしょうか?細かく分ければ、具体的なイメージがわくでしょう?
気が楽になるし、早めに仕上がれば、気持ちよく過ごせるし、課題テストがあるなら、復習をする余裕も生まれてきます。
夏休みとか中期の場合は、ゴールまで何週間あるのか数えて、週ごとのノルマも出します。
(それを更に5で割って、1日のノルマも出します。)
また、入試対策など長期戦の場合は、2~3カ月(もしくは10~12週間)ごとの目標も設定して、それに応じてこなす課題を変えていく…など、更に高度化するので、先ずは定期テスト前や冬休みなど短期から練習するのがおススメです。
範囲は多めに、日数は少な目に、自分にきびしく見積もるのが、挫折しないコツなので、くれぐれも楽な道を選ばないこと。かえって、失敗のもとになります。
騙されたと思って?一度お試し下さい。きっと「達成できる自分」に出会えるはず!!
神戸市灘区(六甲と六甲道の間)で、小学4年~高校3年の女子対象に個別指導を40年続けている
ATHENE(アテネ)の塾長 櫻井久仁子
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